抵糖質ダイエットと炭水化物ダイエットの違い
ここで紹介する低糖質ダイエットは次のページで紹介する炭水化物ダイエットと似ていますが、まったく同じというわけではありません。
炭水化物ダイエットは摂取する炭水化物の量を少なくするというダイエット法です。
炭水化物の種類は糖質、食物繊維、アルコールなどに分かれます。
低糖質ダイエットはこの炭水化物の一種である糖質のみの摂取を少なくするダイエット法です。
食物繊維はいつも通りに摂取していいのです。
糖質と炭水化物の種類
具体的な例を少しあげますと、お米、小麦、とうもろこし…などの食材はすべて炭水化物です。
しかもこれらは糖質ですので、どちらのダイエット法でもなるべく避けなくてはなりません。
また、豆類、こんにゃく、海草…なども炭水化物です。
しかしこれらは炭水化物ではなく食物繊維やたんぱく質がメインになるので、抵糖質ダイエットでは摂取していいとされているのです。
低糖質ダイエットの3つのステップ
この抵糖質ダイエットは次に紹介する3つのステップを踏んで実践しなくてはなりません。
最初のインダクションを試してみて、もし自分に合わなそうだったらそこでやめたほうがいいでしょう。
インダクション(低糖質期)
最初の14日間はご飯、いも類、お菓子、アルコールなどを控えめにして糖質を少なくしていきます。
肉と魚のバランスは1:1にします。
オンゴーイング(低GI期)
食物繊維の多い野菜、柑橘類、ベリー類の果物などから糖質を増やしていきます。
このステップは目標の体重になるまで続けます。
メンテナンス(維持期)
目標の体重まで落とすことができたら、それを維持するために引き続き食物繊維の多い野菜、柑橘類、ベリー類の果物などを多く摂取し、肉と魚の比率は1:1になるようにします。
長く続けると危険なの?
しかし、この低糖質ダイエットは炭水化物ダイエットほどではありませんが、
その危険性についてはやはり議論が行われています。
が、反対派の人たちも「2年以内なら効果的で安全」というのを認め始めてきています。