炭水化物ダイエットにはさまざまな危険があるってほんと?
炭水化物ダイエットという減量法を紹介しましたが、最近の研究でこのダイエット法にはさまざまな危険が伴うといわれています。
もともと炭水化物というのは人間にとって絶対に欠かすことのできない栄養素ですから、
それを極端に減らしたりすれば、体に不具合が起こるのは当然のこと・・と思われても仕方がありません。
炭水化物ダイエット 危険はウソ!?
以下に、巷で叫ばれている炭水化物ダイエットのリスクについて取り上げてみます。
心臓病などの危険性が増加
ギリシャ・アテネ大学医学部の国際研究チームは中高年女性を対象とした研究を行いました。
その結果、炭水化物ダイエットを長期間続けると、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化などの心血管疾患などのリスクがあがると結論付けています。
低炭水化物による栄養の偏りに注目!
こんな話が出回っているのですが、実際に「炭水化物ダイエットが体に悪いのか?」というと、そうではありません。
低炭水化物が悪いわけではなく、炭水化物を減らすことで糖の摂取を控えるあまり、食物繊維や果物の摂取が減ってしまう。
その結果、肉などのような動物性たんぱく質やコレステロールに栄養が偏ってしまうことが問題となってしまうのです。
その流れを汲み取れば、心筋梗塞や動脈硬化といった病の危険性は想像に難くありませんね。
賢くやせたいなら、炭水化物ダイエット
ですから、野菜などの食物繊維を多く摂取するような低炭水化物ダイエットなら、
むしろ死亡率を下げる可能性だってあるのではないでしょうか。
そもそも、ダイエットよりも大事なのは私たちの健康。
そのために心にとめておきたいことは、
- 野菜や果物をたくさん摂取する習慣がある
- 運動の習慣がある
- たばこは吸わない
- お酒を過度に摂取しない
この4点です。
これらが大切だと、あらゆる研究結果で示されているのです。
やせてキレイになりたいのは、誰もが理想とするところ。
けれど、せっかくなら健康にキレイでありたいですよね。